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みんな これおもしろいよ! diary

面白いと思ったことをつぶやきます。

レヴェナント 蘇りし者 この本とても面白かった。アウトドア好きな人の必読書。

レヴェナント 蘇りし者

マイケル・パンク著

レヴェナント 蘇えりし者 (ハヤカワ文庫NV)

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とても読み応えのある本だった。

実話を元にした小説だが、そんな事はどうでもいいくらい面白かった。

ヒュー・グラス - Wikipedia

 

1823年の夏から、1824年の春にかけての物語。

アメリカ西部、辺境地帯 ミズーリ川流域で起こった出来事。

まだ西部地方が、本当の未開拓だった時代。

ミズーリ川上流、グラント川沿いに沿って、毛皮猟の遠征隊が進んで行く。

ヘンリー隊長率いる遠征隊は、インディアンに教われたりして不運続きだ。

隊員たちの士気はおちてる。

とある日、斥候と食料探しをかねて隊より先回りしていた、ヒューグラスは、

巨大な熊に襲われ瀕死の重傷を負う。

肩や喉、背中を引き裂かれ、頭皮は剥がれ、喉の傷から食道が見える。

筋肉が見えるくらい背中の傷は深い。

しかし、まだ彼は生きてる。

連れて行かなければ。

しかし、連れて行けば、移動に時間が掛かってしまう。

冬が来る前に、ビーバーが生息している場所へ行き、猟をしなければいけない。

 

もうすぐ死んでしまうだろう、隊長はそう判断し

二人の隊員をその場に残し、彼が死ぬのを見届けて、隊を追いかけるよう指示する。

遠征隊出発する。

しかし、ヒューグラスはなかなか死なない。

しびれを切らした二人、インディアンが近くに居る事を理由に、

彼の持ち物を全て奪い、彼を残し去ってしまう。

ヒューグラスの心は、怒りにうち震える。

復讐してやる、

自分を見捨てたやつらを皆殺しにしてやる。

復讐に燃える男、ヒューグラス

復讐する為に生き延びようとする男。

 

この時代、アメリカ西部は無法地帯。

強い者だけが、生きていく事ができる世界。

この本を読んでると、

当時のアメリカ西部、辺境地帯がどんな場所か、また暮らしぶりがどんなだったか、

目に浮かんできます。

それくらい詳しく書いてある。

ものすごく骨太で力強い小説です。

 

これは、何度も読み返したくなる。 

映画化されたけど、映画より小説のほうが、迫力があるよ。