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みんな これおもしろいよ! diary

面白いと思ったことをつぶやきます。

この本、面白かった! 赤ひげ診療譚 読んでみて。山本周五郎 作

面白かった。いやマジで。

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赤ひげ診療譚

山本周五郎 作

 

あらすじ

江戸時代、幕府の御番医になるつもりで長崎へ遊学した

保本登は、小石川養成所の医長 新出去定(赤ひげ)

に呼び出され、医員見習いを命じられる。

 

これは、若者、

保本登が、小石川診療所に来て、しぶしぶ勤務することになってから、

いろんな事を経験して、診療所にとどまる決意をするまでの、約1年間の物語です。

 

8つのエピソードからなる小説です。

1、狂女の話

2、駈込み訴え

3、むじな長屋

4、三度目の正直

5、徒労に賭ける

6、鶯ばか

7、おくめ殺し

8、氷の下の芽

 

この物語は、

見習い保本登が主人公です。

保本登を通して 赤ひげ、小石川診療所の人々、町の人々、長屋の人々、を

見つめていきます。

 

小石川診療所、今で言う市民病院みたいな所でしょうか。

幕府から支払われるお金で運営されている。

 

小石川診療所が舞台というより、

長屋が舞台というかんじです。

いや、療養所と長屋が、半々かな。

 

長屋に住んでる 貧乏な人たち、あまり暮らしが楽ではない人々と関わる、

赤ひげと保本登たち。

 

なぜ彼らがそのような病状におちいったか

医療をつうじて、それらを読み解いて行きます。

 サスペンスもあるよ。

そして、

いろんな人たちと関わるうちに保本登は、心身ともに成長していきます。

 

1958年 雑誌 オール讀物に連載されていたものです。

だからでしょうか、とても読みやすい文体です。

文庫本で、373ページ

さらりと読めます。

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108円だったよ。笑

 

映画 赤ひげの原作です。

先日、映画を観て気になって読んでみた。

私は、本の方が面白かったな。

 

人間ほど尊く美しく、清らかでたのもしいものはない。だが、

また人間ほど卑しく汚らわしく、愚鈍で邪悪で貪欲でいやらしいものもない。

211ページ 赤ひげ 新井去定の言葉。