天動説の絵本 本 紹介 面白い絵本だよ
天動説の絵本
安野充雅 作、絵
この絵本は、まだ地球は平たく、動かず、
周りの星々だけが動き、人々はみな、迷信を信じていた頃のお話です。
世の中すべて良いことは、神様のおかげ、悪いことは、死神のせい
みな そのことに疑問をもたず、暮らしていました。
この絵本には大きなストーリーがあります。
それは、天動説から地上説へとかわる天文学です。
今の生活が、常識だと思っている人々たち。
しかし それに疑問をもつ人が、現れます。
船に乗って西へ西へ進めば、必ず元の場所へ、出発地点へ、戻るはずだ。
そしてぼうけん家は、船に乗って旅立ちます。
中世ヨーロッパの人々の考え方が少しずつ変わって行く様子が
絵と文章でとてもわかりやすく描かれています。
この絵本を子供のとき読みました。
そのとき思ったことは、世の中っていろんな考え方が、あるんだな
いろんな物の見かたがあるんだな、ということです。
自分ものいままで思っていること、違う見かた、感じ方を、
しなければいけないなと、思いました。
今でもときどき読んでいます。
読み物としても、とても面白いです。
ぜひ読んでください。